フルフォード情報 15/06/09:数学的に確実な破綻を前にG7無力
- 2015/06/10
- 01:35

画像出典:The Event CHRONICLE
転載元:嗚呼、悲しいではないか!さんより
数学的に確実な破綻を前にG7無力
G7と呼ばれる先進7カ国グループのリーダー達は必然的な破綻を避ける無益な試みに失敗して、ドイツで緊急会議を開催している。リーダー達はギリシャ、ウクライナ、中国、中近東と他の問題について、まだ彼らが支配しているかのように話した。現実から掛け離れており、それを避けようとする限り、捉えられることを理解する必要がある。事実は、カナダ、日本とドイツを除くG7国とその西側同盟国は、40年間対外赤字を続けてきた。誰もが触れない部屋の巨象は最大の負債者である株式会社米国であると言う事実である。
世界の他の国は彼らが常の戦争挑発と資源窃盗を止めるまで、これら西側政府に融資を止める集団的決定をしている。世界の他の国々が実際の金のほとんどを支配しているので(例えば、現物に担保されている金)、彼らは基礎となる現実を支配している。パンは食べてもいいが、デリバティブとかドル債は食べることはできない。米や小麦のために車や油を取引できるが、信用を失うと、誰も貴方の借用証書では現物と取引してくれない。G7国、とりわけ株式会社米国(米国共和国とは違う)は詐欺的経済データ、海外秘密資金、理論的天文学的数字のデリバティブを使って、不可避なるもを引き伸ばそうと必死である。
しかし、欧米の銀行内部の天文学的数字にゼロをいくら加えても、これらのゼロが実体世界につながっていない限り、なんの意味もない。
中国は実際に存在する金塊のような物で支払うことを主張している。アメリカ企業政府は、かって豊かだったが苦境に陥った麻薬中毒者のように、次の負債の借り換えを得る為に、家宝を質に入れ、友人から借りて、盗んだりしている。彼らはイラク原油、アフリカの金塊、日本の貯蓄と彼らが手にできる物は何でも盗んできた。しかし、真実の米GDPは2011年から21.4%収縮したので、米企業政府はその雪だるま負債を支払い続けることはできなくなって来ている。明確な回答は破産を宣言することである。問題は、
欧州の国が倒産した最後の時を覚えている人が誰も生きていないと言うことである。アングロサクソン国家は1000年間、倒産していないので、アメリカ人は破産が実際の伴うことを全く知らない。
日本のバブル崩壊やアルゼンチンの破産のようなものを直接目撃した我々にとって、未来は見ることが容易である。
将来を予測するためにこれらの二つのケースとG7に起こっていることを比較してみましょう。
日本の場合、バブルは1990-1992年にはじけた。日本政府は1992年と言う早い時期に、総不良債権学は2,000億円(約20億ドル)と知っていた。しかし、その時の公の声明はたった30-40億円であった。会社Aはその不良債権を会社Cに渡そうとしている会社Bに渡す。それぞれの決済期限は異なる。アメリカンエックスプレスカードを使ってビサ債権を払い、ビサを使ってマスターカードに支払い、そしてアメリカンエックスプレスに支払うためにマスターカードを使うと言う個別のような物であった。この詐欺は時間を稼いだ。

しかし、最終的には最悪の数社はその破産を隠し切れなくなった。私は1990年代後半に、それらの会社の一つである桃源社の佐々木吉之助社長のインタビューを覚えている。彼はその時、資産がマイナス9兆円(約マイナス900億ドル)の世界際品で最も貧乏な男であった。彼は元々購入した時は数万ドルしたはずのシルクのスーツを着ていたが、私がインタビューした時はかなり磨り減って粗末であった。彼は私に、銀行家は悲惨な引き当てをして私を半殺しにしたと話した。銀行家は、最大の日本の銀行に必然的につながるドミノ効果を引き起こすので、彼に破産宣言をさせなかった。
欧州の場合は、ギリシャは桃源社の役割を果たしている。もしギリシャが破産するのを許すと、多くナ欧州の銀行がギリシャの負債をデフォルトと宣言しなければならなくなり、彼らもまたデフォルトを認めざるを得なくなる。ドイツ銀行のような一団のトップ経営者が辞任し続けることになっても不思議はない。誰も沈没船の船長にはなりたくない。
しかし、日本のバブルの経験から、避けれない物を延期することは、全体の痛みを増加さえることは明らかだ。ギリシャは、銀行家が全てうまく言っている振りができるように、彼らは佐々木氏の役割を果たすことを余儀なくされ、彼らが持っている物は全て搾り取られているので、すでにこのことを知っている。平均的ギリシャ人の収入は過去5年間で40%低下したので、銀行家は彼らが支払い能力がある振りができている。ギリシャが破産宣言するまで、それはどんどん悪くなってゆく。
支払えない負債につながれて留まるよりは、破産を宣言したほうがはるかに良い。
破産は悪いことではありません。人々が理解しなければならない最初のことは、金融は神秘的で心理的でると言うことである。もしギリシャが破産しても、人々、建物、工場、会社、砂浜、家等は消えるわけではない。唯一変わる事は人々がこれらの現実の資産でこれからやるべきことを決める方法である。
アルゼンチンの場合、アイスランドと同様、破産宣言することは生活水準の急速な上昇続く、短期の急激なショックであった。人々はまた規制銀行家の支配から解放された。
もちろん、ギリシャが最終的に破産すると、ユーロを使う他の国となる。
アンゲラ・メルケルは最近、中国と日本へ金の無心に行ったが、手ぶらで帰った。
ユーロを支えるドイツを救済できる十分な資金はないので、ドイツ金融システムは従ってまた、遅かれ早かれ債務超過になる可能性が高い。
最終的結果は歴史的文化とつながったドイツマルク、ドラクマと他の通貨へ戻ってゆくだろう。
さて、ここに熟考すべきことがある。欧州連合議会ビルは意図的にバベルの塔に似せられて造られた。このリンクで目で見ることができる。

バベルの塔の物語は最終的には放火し、全ての異なる人々はそれぞれの道へ行くことになった。進バベルの塔は1999に完成した。質問は、EUがバベルの塔の行く運命にあった帰り道を知っていた計画者はどこにいるのか?
(転載終了)
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